豆腐は薬膳でもよく使われる食材。
性質的にもどの食材とも食べ合わせの相性も良い。
おまけに栄養豊富な大豆食品。
その上、アレンジ豊富、しかも手に入りやすい、安い…などなど。
その豆腐を使い豆腐ハンバーグを紹介します。
豆腐は薬膳でも積極的に取り入れたい食材ですし、そのままでもどんな味付けでも相性が良いです。でも、もう少し食べ応えのあるメニューにしたい、子供も食べやすく飽きないメニューにしたいという思いから簡単で薬膳に取り入れやすくなるようにレシピを試行錯誤してみました。
薬膳食材 豆腐
性質は涼性
ほてった熱を冷ましてくれます。風邪の時の熱や鼻喉の炎症をやわらげてくれたりします。今回のレシピは加熱したり、身体を温める玉ねぎを加えておりますので冷え性の方も身体が冷え過ぎずにいただけるようにしました!
「気」と「水」を増やす
気血水の内、気と水を補い増やしてくれる働きがあります。それにより、気を補うことで消化機能が整ったり、水が増えて乾燥が防いでくれると言われています。
熱だけでなく、身体に悪と考えられている毒も取り除いてくれると言われています。
薬膳パワーだけでなく栄養価も豊富
消化のよい大豆たんぱく質が多く含まれています。
また、コレステロールを下げたり、脂質代謝に関係しているといわれているレシチン
女性ホルモンを整えるといわれる大豆イソフラボン
私たちの細胞を傷つける活性酸素を抑制してくれる大豆サポニン
を含んでいます。
この基本の豆腐ハンバーグのポイント
豆腐を使ったメニューに中でもこの豆腐ハンバーグは子供たちにも人気があるうえ、他にも良い点が
- ひき肉と豆腐の黄金比率で失敗なしの出来上がりもふんわり食感
- ふんわりでありつつも肉の風味があり食べ応え抜群
- どんなソースにも合うので味付けバリエーションが豊富
- 材料はひき肉、豆腐、片栗粉、玉ねぎのみでシンプルに。手順も最小限。
豆腐ハンバーグレシピ
材料
- ひき肉 250〜300g
- 木綿豆腐 150g
- 片栗粉 大さじ1
- 玉ねぎ半分(100g位)
一言コメント
ハンバーグは多少材料が多かったり少なかったりしても失敗の少ないメニューですが豆腐ハンバーグの場合固まりにくい傾向があるのでひき肉と豆腐の割合は肉:豆腐=2:1が失敗する率が少なかったです。
片栗粉を使用することでタネがまとまりやすくなります。
ひき肉は250〜300グラムと幅を持たせてあります。これは、購入したひき肉の赤身率によって調整するためと考えております。我が家では赤身率80パーセントのひき肉を使用することがあるのですが300gだと肉肉しくなって硬くなってしまいましたので…
作り方
ひき肉に塩胡椒少々しまとまるまでひたすら捏ねます
1に玉ねぎみじん切り、豆腐、片栗粉を入れ全体が混ざるように手早く捏ねます。
4当分にして丸く平たくします。焼くと膨らむので厚さ1〜2㎝くらいが焼きやすく感じます。
フライパンを強火にして十分温まったら片面を焼き始め焦げ目がつく手前で弱火よりの中火にして3分ほど焼きます。
裏返しにして弱火にし、上からアルミホイルを被せて3分間蒸し焼きにします。
我が家のソースバリエーション
そのままケチャップつけてシンプルに。
大根おろし、刻み大葉をトッピングしてポン酢
万能黒酢あんかけもおススメです
トマトソースにチーズをかけて焼いても
ハヤシやビーフシチューの素を溶かして温める程度に煮て煮込みハンバーグにしても。マッシュルームなどのきのこをプラスしてもいいですね。
まとめ
基本の薬膳ハンバーグ。その時の気になる症状などに合わせてどんな食材とも相性抜群。また、アレンジの幅も広いのでいろいろなバリエーションで献立に組み込むこともできます。焼く前の手順でつくりお鍋のつみれのようにしていただいても美味しく、子供達も気に入っています。その際は玉ねぎの代わりに長ネギを玉ねぎの半量で加え、生姜を少々足すと美味しいですよ。
コメント