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胃の疲れをよりいたわってくれそうな薬膳レシピ。薬膳食材 キャベツ

薬膳食材
krzys16 / Pixabay
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年末年始。ダラダラ過ごし、ダラダラ食べる・・・となると胃も・・・

お正月三が日も過ぎましたが

有難いことにご馳走を食べる機会も多く、またお付き合いもあり毎日ダラダラと食べてしまう日々…そんなで、なんか胃が疲れているなあと感じる今日この頃です。

食べすぎも体には負担となりますが、

量がそれほど多くなくてもダラダラ食べるというのは常に消化器が、活動している状態でありますので普段の決まった食事の回数と食事の間隔が狂ってしまうと消化器に大きな負担になります。

食欲がなければ無理に食べないで休ませるのもいいようですが、

食欲はあるけどなんか疲れてる感じ、また逆に食べないままでいるのもよろしくないので

消化器の調子を整えてくれる食材を取り入れて、胃などをいたわり、いつもの調子に戻りやすくしましょう。

こんなときにおすすめなのは今ちょうど冬の旬の野菜でもある

キャベツ

積極的に食べていきましょう。

薬膳食材 キャベツ

キャベツは身体を温めも冷やしもしない平性。

帰経は胃と腎。胃は消化器にもつながっております。
また、腎は水分代謝やホルモンに関わっております。

効能は消化器が弱っているときや疲れをとって調子を整えてくれます。

また、脾と腎に気を補う働きもあります。
「気」については、またいつか詳しく記事にしたいと思います。

注目すべきキャベツ栄養価 ビタミンU

キャベツは薬膳では胃に良いとされていますが、栄養価をみても胃に良い成分が豊富入っています。

それは、ビタミンUといい胃の粘膜の再生や、胃潰瘍の治癒に良いらしいです

ビタミンUキャベツから発見されたビタミンで別名キャベジンとも呼ばれており、胃腸薬としても知られています。胃腸の他にも、糖尿病や便秘、吹き出物、泌尿器系の疾患に良いとされており、止血や痛みを和らげてくれると言われています。また、ガンの発生を抑えるという研究報告もあります。

ですが、ビタミンUは熱に弱いので生食またはさっと火を通す程度に留めて煮汁も一緒にいただきましょう。

胃をいたわるキャベツレシピ

シャキシャキキャベツと鶏肉のスープ

キャベツに含まれるビタミンUが効率よく摂取できるように、加熱時間は短めにシャキシャキの歯ごたえを楽しみ栄養も満遍なくいただけるスープを作ってみました。

また、鶏肉と人参をプラスすることで薬膳的に胃腸の調子を良くする効果を高め、さらに身体を温めたり、キャベツのビタミンCの吸収を高めて免疫力アップや美容アンチエイジングにも良さそうなレシピにしてみました。

材料

  • 鶏モモ肉
  • キャベツ
  • 人参
  • 玉ねぎ
  • セロリ
  • マッシュルーム
  • コンソメスープの素

作り方

  1. 鶏モモ肉は多い場合は脂身を取り除き、食べやすい大きさに切る。
  2. 玉ねぎ、セロリは薄切りにして1とボウルに入れ混ぜ合わせておく
  3. キャベツ人参マッシュルームを食べやすい大きさに切る
  4. 鍋にバターまたはオリーブオイルを熱し(お好みの方で)2を入れて軽く炒める。
  5. 4に水、キャベツ以外の野菜を入れて柔らかくなるまで煮る。
  6. 5にキャベツを入れ軽く火が通ったら火を止めて、完成。

スープでも食べ応えがあるので我が家ではメインにしてポトフな感覚でいただいたりしてます。

まとめ

身体も温まり胃もいたわれるスープ。

じんわり胃もほぐされてリラックス。

胃の調子も戻ったらまた美味しくお食事いただきましょう!


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