はやくも花粉が飛び始めているそうですね。
私も一昨年の5月あたりから人生で初めて、花粉症の症状が出ました。
鼻水にくしゃみ、目のかゆみ。それだけならまだしも、それらからの副鼻腔炎に移行し、さらに集中力の低下だったりと生活が不便になり困りました。夜も目のかゆみとくしゃみでよく眠れず花粉症の辛さを痛感しました。
また、長女は花粉は陰性でしたが他のアレルギーがいくつか当てはまり、喘息とアトピーがあります。アレルギー体質だと花粉症にもなってしまわないか気になるところでもあります。食事で薬膳を取り入れて花粉症を防ぐ手助けになればとも考えてます。
また、花粉症になってしまったとしても完全に症状はなくせなくとも症状が少しでも軽くなればいいですよね。もちろん症状に合わせて適度にお薬にも頼りつつ、食事で薬膳を取り入れてみましょう!
対花粉症薬膳定食に使う
薬膳食材ポイント
まいたけなどのキノコ、春菊、白菜、しそ
「水」の巡りを良くする
花粉症に限らずアレルギーの症状が出やすいときは、身体に湿気がこもっているような状態の時と考えられています。水滞とも言ったりしますね。イメージ的に水ハケを良くするような食材を選ぶようにすると良いですね。
肉魚類(ぶり、豚肉)、豆類(黒豆)、ネギ
「気」を増やす
気が減ってしまうとそこに邪気という悪いものが入ってきてこれにより風邪や病気などの症状が現れると中医学では考えられていました。「気」を増やす食材はスタミナがつくような食材が多くエネルギーが蓄えられ邪気に負けない身体にしてくれるそうです。
また、気を増やす食材と共に気の巡りを良くする食材を合わせると増えた気を身体中に満遍なく巡らせることができます。そして、気の巡りを良くする食材には香味野菜など香りがよくリラックス効果ももたらしてくれるものが多いです。今回使う食材では春菊はそれに該当します。
研究が進んで腸内環境について様々な因果関係があるというようなデータがたくさん報告されていますね。
対花粉症対策定食
主食 黒豆ご飯
主菜 ぶりしそ挟みとまいたけのバター醤油蒸し
汁物 白菜と春菊の豚汁
簡単レシピ
ぶりのしそ挟みとまいたけのバター醤油蒸し
ぶりに塩を振っておく。
しそはよく流水洗いをし、まいたけは石づきをとりほぐしておく。
アルミホイルにまいたけをしく
ぶりはキッチンペーパーで水気を良くふいてから切り込みを入れしそを挟みまいたけの上に乗せる。
ぶりの上にバターと醤油を振りかける。
オーブントースターで20分くらいやく
白菜と春菊の豚汁
野菜を切っておく。
豚肉とネギを炒めたら、だし汁を入れ煮立てあくを軽くとる
やさいを入れ軽く火が通ったら火を止めて味噌をとく。
簡単に済ませるならこれでもオッケーですが、副菜があるとより花粉対策を手助けしてくれそうな気もしますね。
花粉症にも2種類タイプがあるようです。サラサラな鼻水が出るタイプと鼻がつまりやすいタイプ、これらの症状に合わせて食材選びをするとご自身の花粉症タイプにあった定食が完成します。
次回はそれぞれのタイプについてと薬膳食材を使ったレシピ2種類作っていきたいと思います。
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