医薬品も取り揃えているコストコ。
今回の記事ではコストコ医薬品のベタメゾンについてと
軟膏タイプとクリームタイプの使い分けについて書いていますので
購入の際の参考になればと思います。
ベタメゾン商品情報
コストコのベタメゾンはコストコオリジナル医薬品であり、軟膏とクリームの2タイプがあります。
- ベタメゾン軟膏(10g×2本) 1698円
- ベタメゾンクリーム(10g×2本)1698円
どちらも効果効能は湿疹、かゆみ、あせも、かぶれ、しもやけ、虫刺され、蕁麻疹
薬効成分ベタメタゾン吉草酸エステルが配合されており
これはステロイドの一種です。
ステロイドには5段階の強さ(最も強い・とても強い・強い・普通・弱い)がありベタメゾンに含まれるベタメタゾン吉草酸エステルはランクで言うと3番めの強いに分類されるステロイドになっています。
ちなみにOTCではステロイド強さランクが強い・普通・弱いの3つのみ販売で最も強い・とても強いは医療機関の処方でしか手に入らないので
ベタメゾンはOTCで手に入るステロイドの中では一番効果があるステロイドになります。
ベタメゾン軟膏とクリームの使い分け
なぜ軟膏とクリームの2タイプあるのかというとそれぞれのメリット・デメリットがあるためであってそれぞれの特徴は以下のようになります。
ベタメゾン軟膏の特徴
- 肌に刺激が少ない
- 患部の状態がカサカサでもジュクジュクでも使える
- 肌を保湿し保護してくれる作用もある
- ベタつきやすい
ベタメゾンクリームの特徴
- 塗りやすくベタつきにくい
- 軟膏よりも刺激が強いので患部がジュクジュクしているような傷には使えない
ある程度の範囲に湿疹や痒みがありそこに塗る場合はベタつきが気になるかと思いますのでベタメゾンクリームがよいですが
そうでなければベタメゾン軟膏の方が低刺激でどんな患部にも使えますので常備する面でもおすすめです。
ベタメゾンの安全性
ベタメゾンは強いお薬なので使用して大丈夫なのか心配ですよね。
ステロイドは昔からある抗炎症薬で効果もしっかりあるのでよく使われており、安全性もあります。
患部をかいて刺激してしまうとどんどんヒスタミンが出てかゆみが長引いたり悪化しまったり
炎症もそのままにしておくと慢性化してしまい治りが悪くなってしまうこともあるので
ステロイドでしっかり痒みや炎症を抑えて悪化を防ぐというのが大切になってきます。
また、ステロイドはよく効く薬ではありますが副作用の心配もありますがいくつかの注意点を気をつければ安心して使えるお薬です。
ベタメゾン使用にあたって注意すること
- 1日の使用量と回数に気をつける
→塗り薬はチューブから出して手の指第一関節分で手のひら2枚分という塗る目安がありますが患部がほんの少しということも(虫刺されなど)あるかと思うので少量でOKです。塗る回数は1日2回まで。 - 長期間使用しない
→副作用の原因になってしまうので、かゆみや炎症が改善しない場合は患部にお薬があっていない可能性があるので受診をお勧めします。 - 顔とデリケードゾーンには塗らない
→顔やデリケートゾーンは皮膚が薄く薬効成分を吸収しやすく副作用が出やすいので避けましょう。 - 乳幼児にはより弱いステロイドがおすすめ
→乳幼児は肌の皮膚も薄く、たくさん薬効成分を吸収してしまうので弱いステロイドか非ステロイド抗炎症薬がおすすめです。
まとめ
コストコのベタメゾンはかゆみ炎症を抑えてくれるステロイド配合の医薬品。
辛いかゆみや炎症をしっかり抑えて患部をよくしてくれるのに役立ちます。
副作用などの心配もあったりしますが気をつければ安全性の高いお薬です。
コストコのベタメゾンは常備薬にもおすすめでどんな患部にも対応できる軟膏タイプと
ベタつきが気になる時用のクリームタイプの2種類があるのでそれぞれ自分に合ったものを選ぶことができますよ。
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